「Eye of the Storm」低評価レビューは覆せない。ONE OK ROCKに今、必要なこと

「Eye of the Storm」低評価レビューは覆せない。ONE OK ROCKに今、必要なこと

Eye of the Stormの低評価レビューでONE OK ROCKはどうなるのか

Eye of the Stormの低評価レビューがとんでも無いことに・・

参照:ONE OK ROCK official website

若手邦ロック、いや日本を代表するロックバンドともいわれるほど、世界で活躍するアーティスト「ONE OK ROCK(ワンオクロック)

これまで世界ツアーを始め、4大ドームツアー、11万人を動員した渚園単独ライブなどの公演、また世界で最も権威のある音楽チャート「総合アルバムチャート(Billboard200)」にランクイン、全米iTunesチャートでは総合アルバムチャートで4位にランクインするなど、まさに世界水準のロックバンド。

そんな中、先日発売した最新アルバム「Eye of the Storm(アイオブザストーム)」は最新オリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得。

去年最もブレイクしたシンガーソングライター「あいみょん 」の最新アルバム「瞬間的シックスセンス」を抑えてのランクインとなりました。

そんな知名度、売り上げ共にまさに日本屈指のバンドとなったONE OK ROCKことワンオクですが、実はここ最近、いや最新アルバム「Eye of the Storm」のリリース直後の評価はこれまでに無いほどの酷評(低評価)が目立つ形となってしまったのです。

・「2年待たされてこれ?もうロックでは無い。」
・「とにかく耳に残らない。」
・「これまでのアルバムの中で最低。」
・「Takaのソロアルバム。」

これまではモンスターバンドによくあるアンチからの攻撃が目立っていたワンオクですが、今作のEye of the Stormでは、これまでの熱狂的なファンからも批判的レビューが相次ぐ自体に。

なぜ、ここまで「Eye of the Storm」という作品がここまで叩かれてしまったのか。

そして今後「第二章」に突入したワンオクはどうしたら成功するのか?

2019年時点でのワンオクの世界での評価・ランキングなどを踏まえて考察していきます。

スポンサーリンク

Eye of the Stormは通算3作目のオリコン一位を獲得

Eye of the Stormがこれまでに無い低評価レビューを受けていると前述したのものの、オリコンランキングでは1位を獲得し、現在までで2週連続の一位を獲得しています。

ちなみに前作の「Ambitions」もオリコンランキングでは1位を獲得していて、こちらは世界で最も権威のある音楽チャートとされる米国のビルボード総合チャート(BILLBOARD200)で106位にランクインしました。

Eye of the Stormの最新ビルボードランキング(Billboard)は?

そして気になる最新アルバム「Eye of the Storm」ですが、3月2日時点での全米ビルボード最新チャートでは200位圏外となっています。

前作「Ambitions」が106位にランクインと、評価が非常に高く、今作品にも期待がかかっていただけに、少々残念な結果となってしまいました。

Eye of the Stormはなぜ低評価なのか

Eye of the Stormは米国版のBillboard200にランクインしないまでも、オリコン、Billboard JapaNでは2週連続1位を獲得しています。

それにも関わらず、ワンオクがここまで叩かれた最大の理由は「ファンが望んでいた曲調のサウンドがなかったこと」。

つまりONE OK ROCKはロックという音楽のジャンルから外れつつあるのです。

ワンオクファンの選ぶ全盛期とは

「Nicheシンドローム」で一気にブレイクしたワンオクは「残響リファレンス」や「人生×僕=」といった作品で一気に若手邦ロック界の第一線へと登りつめます。

当時のワンオクは積極的に夏フェスなどにも参加していて、その出番になると、他のバンドの倍ぐらいの人が入ってきてたんじゃないかと思うぐらいに人気がありました。

その後、海外進出でターゲットを世界中のリスナーとしたONE OK ROCKはまず英語の発音から根本的に見直し、歌詞も英語比率が非常に多くなり、世界ツアーもコンスタントに行うようになりました。

こうして今や、国内では敵なしとなったワンオクですが、やはりファンを一気に増やしたONE OK ROCKは「完全感覚Dreamer」〜「The Beginning」ぐらいの歌謡曲主体のロックが主体だったこのころが一番好きだったと多くのファンは語ります。

そして多くのファンが完全感覚Dreamer辺りから参入している(私も含め)というのを考えると、「Eye of the Storm」のようなEDM系主体の作品では、従来のファンの心は掴めないでしょう。

この頃をONE OK ROCKの全盛期という人は私の周りで多いです。

最新アルバム「Eye of the Storm」で加速するファン離れ

ここで最新アルバム「Eye of the Storm」を全曲聴いてみたとき、ほとんどのファンが「これまでのワンオクと全然違う・・」と感じたのではないでしょうか?

前作「Ambitions」まではロック・エモ主体だったONE OK ROCKですが、今作に目立つのがEDM、ヒップホップ寄りの楽曲。

ファンのいう全盛期が歌謡ロック調が主体だっただけに、EDMやヒップホップに走ってしまえば、従来のファンも離れていくのはしょうがないでしょう。

ファンのみんなはロックが聴きたいのですから。

ONE OK ROCKの第2章宣言はEye of the Stromで始まった

しかし、なぜONE OK ROCKの音楽は「Eye of the Storm」ここまで変わったのでしょうか?

これは考察になりますが、Takaの発言した「ONE OK ROCK第2章宣言」は、この作品がスタートラインだと感じた人も多いでしょう。
私もそのうちの一人です。

そこでONE OK ROCKの第2章のゴールはどこなのかということを考えたとき、それはやはり世界のトップアーティストの仲間入り。

先日、エド・シーランの来日公演でゲストバンドとしてONE OK ROCKが抜擢され、大きく取り上げられましたが、このクラスに仲間入りすること、つまり彼らと肩を並べるラインに来ることが、ワンオクの第2章の目標でしょう。

ONE OK ROCKの音楽が変化した理由は流行りに乗ったから?

ONE OK ROCKの第2章が世界の音楽シーンを牽引する、エドシーランやドレイク、ジャスティン、ブルーノ、ケンドリックラマーといった名だたるアーティストと肩を並べようとすることが目標であれば、これまでの音楽では限界があるのかもしれません。

というのも、世界最大の音楽市場、北米ではEDMやヒップホップが主流になっているのは前提として、肝心のロックは今の音楽シーンで「推されていない」んです。

ONE OK ROCKが勝負するアメリカではそもそもロックを聴かない

現在、アメリカではロックの最新のヒットチャートで、数年前の曲がトップ25に入るような状況が続いており、新しいロックバンドが推されない状態が続いています。

そのため、北米の音楽シーンではロック自体を聴く人が少ないし、そもそもメディアで知ることがないというのが現状のようです。

つまり、ONE OK ROCKが次の舞台としているロックバンドのファン自体が最新のロックに疎いということなんですね。

まずは聴いてもらえないと、評価すらされませんから。

そのため、ONE OK ROCKはまず聴いてもらえるように「Stand Out Fit In」や「Change」のようなEDM調の曲を主体とした音楽にシフトして来たのではないかと個人的には思います。

そして、おそらくワンオクは「Eye of the Storm」に収録されているような曲調の楽曲で今後は展開していくのでしょう。

Eye of the Stormは中途半端な作品という位置付けに

しかし結果として、最新アルバム「Eye of the Storm」はEDM、ヒップホップに分類されそうな曲で構成し、米国ウケを狙った(ようにみえる)にも関わらず、前作の「Ambitions」のビルボード総合チャート(BILLBOARD200)106位から大きく順位を落とし、200位圏外という結果に。

さらにはファンからも低評価レビュー、叩かれまくりで暗雲立ち込める第二章のスタートを切る形となってしまいました。

オリコンチャートでは1位を獲得しているにも関わらず、ここまで低評価を受けたのはこのような中途半端な位置付けに置かれてしまったからだと言えるでしょう。

ONE OK ROCKに今必要なこととは?

ONE OK ROCKが今回のアルバム「Eye of the Storm」低評価レビューを受けて、今必要なことはなんなのでしょうか?それは「さらに世界で結果を残すこと」でしょう。

「世界で通用する日本のバンド」、「世界基準のバンド」というキャッチフレーズ、称号はすでに持っているワンオク。

次のステップは

・BILLBOARD200のランキングの常連になること

・総合チャートでTOP25以内にランクインすること

これが今、ONE OK ROCKというバンドに必要なことだと思います。

やや酷評になりましたが、本当にONE OK ROCKは日本のバンド界、いやアーティスト全体の希望だからマジで頑張ってほしい・・。

スポンサーリンク

ONE OK ROCKが好きな方へのおすすめ

フェスでONE OK ROCKを聴く人がマジで減ってきた。

バンドのコラムカテゴリの最新記事